メタルギアソリッドと David Bowie
今度はメタルギア ソリッド・シリーズにみられる David Bowie ネタを列挙していく。筆者は洋楽に暗いため、抜け落ち、的はずれな指摘など膨大に存在するはず。また、バンドや楽曲についての詳しい解説はファンによるブログや Wikipedia などを参照いただきたい。
1984 年に遺灰からダイヤモンドを作るという『TPP』の予告を見ると、本編に触れる前に Bowie について学んでおく必要性を強く感じる。
- ソリッド・スネークの本名がデイビッド。
- ゼロの本名もデイビッド・オウ。
ローズには、若いころのデヴィッド・ボウイに似ている、と言われたことがある。
- バーチャス・ミッションにおけるゼロのコードネームがトム少佐。
- トム少佐とは、 Bowie の楽曲「スペース・オディティ」に登場する宇宙飛行士。
本当はこのトンネルの「トム」とEDに流すつもりだったデビッド・ボウイの曲に出てくる「メイジャー・トム」をかけていたのですw“@SANIOtan: @Kojima_Hideo 大脱走…MGS3でゼロ少佐が、コードネームを「ゼロ」にするか「トム」にするか…げん担ぎをしてましたねww”
— 小島秀夫 (@Kojima_Hideo) 2011, 10月 19
- トム少佐とは、 Bowie の楽曲「スペース・オディティ」に登場する宇宙飛行士。
- 英語版ザ・フューリーのセリフ、「I'm coming home!(還ってきた!)」
- 先にあげたトム少佐を主人公にしたピーター・シリングの楽曲「Major Tom(Coming Home)」から。
- パラメディックが挙げた架空の映画『My Mother was a Teenage Spider Queen from Mars』(オラが村に来襲した宇宙人はまた来週)』。
- Bowie のバンド「The Spiders From Mars」から。
- ビューティ&ビースト部隊(BB部隊)
- Beauty and the Beast 。Bowie の同名楽曲から。
- 英語版ジェットストリーム・サムの台詞、「Let's Dance.(いざ参る)」
- ビッグボスが新たに立ちあげた組織ダイヤモンド・ドッグス
- Bowie の同名楽曲から。
- ザ・ファントム・ペインの舞台が 1984 年
- Bowie の同名楽曲から。ジョージ・オーウェルの同名小説より想起された作品。
Earthbound とはあべこべに、英語版だけで通用するネタがけっこう多い。ジョジョ ASB のスタンド改称の件もあり英語圏でこういったことをするからにはいちいち許諾を得ているはずで、たいへんそうだ。